GNSS受信システム「Trimble R580」
Trimble R580 GNSS受信機は、マルチ衛星、マルチ周波数に対応したアンテナ一体型のGNSS受信機です。
測量エンジン「ProPoint」、マルチパス除去技術「EVEREST Plus」など観測に有利な高機能を搭載しています。
本体重量は1.08kgと軽く、ポールに取り付けて観測する際も重さに引っ張られることが少ないため扱いやすく、長時間の観測でも疲労を軽減します。また観測結果を確認するコントローラーはBluetoothで受信機と接続するので、ケーブルレスで身軽に作業可能です。
Trimbleが全世界で展開しているフィールドアプリケーション「Trimble Access」との組み合わせで、クラウドベースRTK「IBSS(Internet Base Station Service)」を利用可能です。
※IBSSはTrimble Accessサブスクリプションタイプで対応しています。
IIBSSは固定局での補正情報をクラウドサービス「Trimble Connect」にアップし、移動局でその補正情報をストリーミングする観測方法です。
IBSSの設定は固定局・移動局ともTrimble Access サブスクリプション アプリケーション内にプリセットされているため、通信技術についての専門知識がなくても簡単にベースラインRTKを行えます。
さらに、IBSSの利用料はTrimble Access サブスクリプションに含まれているため、移動局が受け取る補正情報には追加費用はかかりません。
Trimble Access サブスクリプションを使って、固定局で設定したプロジェクトクラウドを指定することで、同一の補正情報を複数の移動局で使用することができます。もちろん、Trimble R580も使用可能です。
このIBSSをICT施工現場に導入することで、重機の管理にも、測量・出来形のチェックにも柔軟に対応可能です。