【重要】RTX補正情報サービスの運用仕様変更に伴う「Trimble GFX-750/350」「CFX-750」への影響について
農業用GNSSガイダンス「Trimble GFX-750/350」「CFX-750」をご利用のお客様へ
平素は、弊社製品をご利用いただき誠にありがとうございます。
Trimble社では、Trimble RTX / xFillの測位スピード向上のため、RTX補正情報サービスの放送周波数帯及び通信速度(ボーレート)の周波数帯の変更を計画しています。
移行期間終了後は現行周波数の運用が停止され、所定の設定を行わない場合はRTX補正情報サービス並びにxFill機能が使用できなくなります。
対象製品をお使いのお客様は、ファームウェアのアップデート等が必要となる場合がありますので、ご対応をお願いいたします。
■周波数帯変更日:
2021年9月30日(木)深夜
※2021年8月2日(月)~2021年9月30日(木)は移行期間として、新旧2つの周波数で並行運用されます。
■変更内容
変更後周波数: 1545.2725 MHz 1200 bps
※現行周波数:1539.8325Mhz 600bps
移行後の測位スピードは約2倍となります。
■対象製品
Trimble GFX-750/350、CFX-750
■影響を受けるお客様
下記いずれかに該当するお客様は、後述の対応を行っていただきますようお願いいたします。
(ア)RTX補正情報サービス(Trimble CenterPoint RTX、Trimble RangePoint RTXいずれかのサービス)の年間ご利用契約を締結されている方
(イ)Trimble GFX-750/350、CFX-750のxFill機能をご利用の方
(ウ)Trimble CFX-750のファームウェア(FW)バージョン7.71以下をお使いの方
※xFillは、RTK補正信号が途切れても20分間同等の補正状態を維持するTrimbleのサービスで、RTKレベルの位置精度ライセンスを解除している受信機が該当します。
■必要となるご対応
対象製品 | CFX-750 | Trimble GFX-750/350 | |
---|---|---|---|
RTXをご利用の方 | FW | FW7.75以上にバージョンアップが必要 | 対応不要 |
設定変更 | 必要 | 必要 | |
xFillをご利用の方 | FW | FW7.75以上にバージョンアップが必要 | 対応不要 |
設定変更 | 必要 | 必要 |
Trimble GFX-750/350、CFX-750の設定変更方法については、Trimble Ag ユーザーサポートサイトをご参照ください。
CFX-750のファームウェアバージョアップが必要な方は、お近くの農機販売店までお問い合わせいただけますようお願いいたします。
(農業システム営業部)